オデイリー・プラネット・デイリー・ニュース JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は、FRBは不安定な世界でインフレが再び上昇する可能性を考慮して次に金利を調整する際には忍耐強くあるべきだと述べた。ダイモン氏は「インフレは正しい方向に進んでいる。ただ、FRBは今はもう少し待ったほうが良いだろう」と述べた。 同氏は7月のFRB会合で「インフレが将来再び上昇する可能性がある理由は数多くあると思う。政府支出の増加、世界の再軍事化、グリーン経済への多額の投資、貿易再編だ」と述べた。金利は5.25~5.5%に据え置かれる見通しだが、6月の予想外のインフレ低下など物価圧力緩和の新たな進展を踏まえ、利下げの日程を設定する可能性がある。 米大統領候補のトランプ氏は以前、大統領に選出されればダイモン氏を財務長官に招くことを検討すると述べていた。 (ゴールデンテン)