日本の株式会社メタプラネットは、「戦略的財務準備資産」としてビットコインを買い続けている。

東京に拠点を置く日本の投資会社メタプラネットは、時価総額が最大の仮想通貨であるビットコイン(BTC)が6万3000ドルを超えて急騰する中、ビットコインの購入に126万ドルを追加で費やし、保有量を200BTC以上に増やした。

メタプラネットは規制当局への提出書類で、21.877BTCを2億円(約125万9000ドル)で取得したと明らかにした。1BTCあたり平均5万7623ドルとなる。今回の購入により、同社の「戦略的準備金」にあるビットコイン準備金は合計225.6BTC以上に増加する。

*Metaplanetが21.88ドルBTCを追加購入* pic.twitter.com/zCXzKFudog

— 株式会社メタプラネット (@Metaplanet_JP) 2024年7月16日

こちらもおすすめ: 日本円はビットコインに対してゼロになる

この購入は、Metaplanetが40BTC以上を4億円(当時のレートで約240万ドル)で取得してからわずか1週間後に行われた。この購入は、Metaplanetが最近、EVO FUNDを通じて発行される普通債の第2弾の発行を通じてビットコインに620万ドル以上を割り当てたことに続くもので、年利0.5%で2025年6月25日に満期を迎える予定である。

メタプラネットのビットコイン買いは6月下旬に始まったが、同社はこの時期以前にもBTCをバランスシート上に保有していた。5月、メタプラネットは、高額の政府債務、長期にわたる実質マイナス金利、そして「その結果としての円安」など、日本の経済課題を挙げ、ビットコイン保有を増やす意向を発表した。

crypto.newsが先に報じたように、世界的な金融サービスグル​​ープの野村は6月下旬、レーザーデジタルと共同で実施した調査の結果を公表し、日本では500人以上の投資マネージャーが仮想通貨への投資を検討していることを明らかにした。また、調査では回答者の約半数が決済や日常の取引にステーブルコインを使用することに前向きであることも判明した。

続きを読む: ソニーがアンバージャパンを買収、暗号通貨取引業界への第一歩