トランプ氏は自信のあまり、中間層の支持を得るために中道派を選ぶなど考えもせず、自分のクローンを副大統領に選んだ。

つい2日前、共和党全国委員会はトランプ大統領の新たな政策綱領ともいえる党綱領を発表した。誰もが注目している財政、経済、金融、通商政策に加え、米国の官僚制度の改革も重要な内容である。それは「Drain the Swamp」計画と呼ばれるもので、ワシントンの政治的沼地から水を抜き、アメリカ国民に真実を明らかにすることを目的としている。

「公務員制度を終身制から雇用制に変更し、米国大統領が無能な官僚を排除できるようにする。議員が利益団体からのロビー活動を受け入れることを制限し、議員の株取引を禁止する。」

これは完全に公権力を正そうとする試みであり、多くの「ディープステート」の人々の利益に触れるのは確実だ。