報道によると、銃声か爆発のような音が聞こえた後、トランプ氏は出血しているように見えた。シークレットサービスによると、同前大統領は安全だという。

多数のメディア報道やビデオ映像によると、ドナルド・トランプ前大統領は土曜日、ペンシルベニア州で行われた集会で、銃声か爆発音のような耳をつんざくような音を聞いた後、集会開始から数分後に即座にステージから退場させられた。

追悼演説の最中、トランプ氏は地面に倒れたように見えた。複数のメディアは、シークレットサービスのメンバーがすぐにトランプ氏を取り囲み、トランプ氏は約1分間地面に倒れたままだったと報じた。

それから彼は立ち上がり、拳を空中に突き上げた。彼の頭の側面と耳には血がついていた。

シークレットサービスの広報担当者によると、トランプ氏は現在無傷だという。さらに、トランプ氏の代理人はCNNに対し、2024年大統領選挙の共和党候補と目されている同氏が医療施設で健康診断を受けていると伝えた。

シークレットサービスによると、事件直後に元大統領の無事を確認するツイートが、米国シークレットサービスの広報責任者アンソニー・ググリエルミ氏から送信された。「現在、シークレットサービスが調査中であり、追加情報が入り次第、公開される予定だ」

集会中に割れるような音が響き渡ると、トランプ氏は話しながら頭の横に手を伸ばした。シークレットサービスのエージェントがステージに押し寄せてトランプ氏を取り囲むと、トランプ氏はしゃがんだ。トランプ氏がステージから連れ出され、待機していた車両に速やかに連れ込まれる間も、エージェントらが周囲にいた。

「さらなる情報を待つ間、私は彼と彼の家族、そして集会に参加したすべての人々のために祈りを捧げます」と土曜日の夜に声明が出された。「ジルと私は、彼の安全を確保するためにシークレットサービスが支援してくれたことに感謝しています。このような暴力は米国では許されません。これを非難するために、私たちは一つの国として団結しなければなりません。」

ここ数カ月、トランプ大統領は仮想通貨支持を強めている。その姿勢は、仮想通貨取引所ジェミニの共同設立者で、多額のビットコインを寄付したウィンクルボス兄弟など、仮想通貨コミュニティの著名人から多額の資金援助を集めている。

トランプ大統領は、この分野への献身を改めて表明し、米国が業界のリーダーとしての役割を果たす必要性を強調した。また、仮想通貨ユーザーの自己管理権を保護し、中央銀行のデジタル通貨の設立を阻止すると誓った。