ビットコイン上場投資信託(ETF)は、2024年7月5日から始まった6日間の連続流入の後、累計純流入額の記録的なレベルに達した。SoSoValueのデータによると、米国を拠点とするスポットビットコインETFは6月5日以来最も成功した日を迎え、金曜日だけで純流入額が3億ドルを超えた。この6日間で、これらのETFは運用資産を10億ドル以上追加し、合計は158億1,000万ドルとなった。この数字は、2024年6月7日に記録された156億9,000万ドルというこれまでの記録を上回っている。

流入額の急増は、資産価値で最大のスポットビットコインETFであるブラックロックのIBITが金曜日に1億2,000万ドルを投入したことが牽引した。フィデリティのFBTCは1億1500万ドルの流入でこれに続き、グレイスケールのGBTC、ビットワイズのBITB、アーク・インベストのARKBファンドが残りの流入の大部分を占めた。

流入はプラスだったものの、ビットコインの価格は6月初旬の約71,500ドルから約58,900ドルまで約17.5%下落した。しかし、一貫した流入は、ビットコインETFの長期的な見通しに対する投資家の信頼を示唆している。さらに、暗号通貨業界は今月、スポットイーサリアムETFが発売される可能性を予想しており、これが市場の動向にさらなる影響を与える可能性がある。$BTC