• 昨日純流出を報告したのは、グレイスケールが運営するGBTCという1つのファンドのみだった。

  • 1月以降、ETFには154億2000万ドルの純流入が記録されている。

水曜日、米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)には1億4,737万ドルの純流入があり、4日連続で資金流入がプラスとなった。SoSoValueの統計によると、フィデリティのFBTCは水曜日に5,779万ドルを調達した。次に多かったのはフランクリン・テンプルトンのETFで、3,166万ドルを調達し、5月初旬以来の最高資金流入となった。

昨日、ブラックロックが所有する最大のスポットビットコインファンドIBITには、2,224万ドルの純流入があった。一方、ヴァルキリーのETFは、2,068万ドルの純流入を報告した。約950万ドルがインベスコとギャラクシーデジタルのBTCOに流入した。一方、ビットワイズ、アークインベスト、21シェアーズ、ヴァンエックにも、より少額の流入があった。

昨日、純流出を報告したのは、グレイスケールが運営するGBTCというたった1つのファンドだけで、総額は815万ドルだった。水曜日には、11の現物ビットコインファンドが合計12億5000万ドル相当の取引を行った。

マイナーリバウンド

それにもかかわらず、スポットビットコインETFの1日あたりの取引量は、今年3月と4月に120億ドルを超えた時よりもずっと低い。1月以降、ETFには154億2000万ドルの純流入が記録されている。

CMCのデータによると、ビットコインの価値は過去24時間で1.17%上昇し、58,728ドルとなった。先週の下落からは多少回復したが、6月初旬の70,000ドルを超える価格帯をまだはるかに下回っている。

マウントゴックスの配当金の分配に関する懸念と、ビットコインに関するドイツ政府の措置によって引き起こされた売り圧力は、市場と仮想通貨投資家を悩ませ続けている。投資家は、FRBの金利政策スタンスを判断するために、今後のコアCPI統計を注視している。

今日の注目の暗号通貨ニュース:

バイナンス、GOPAXの過半数株式売却に向けて最終調整