米国のインフレは6月に概ね低下し、利下げ期待が高まる
7月11日、米国のインフレは6月に概ね低下し、FRBが近いうちに金利を引き下げる可能性があるとの連邦準備制度理事会（FRB）当局者の自信がさらに高まった。米国労働統計局のデータによると、コアCPI（食品とエネルギーコストを除く）は5月から0.1％上昇し、2021年8月以来の最小の上昇となった。木曜日に発表されたデータによると、同指標は前年比3.3％上昇し、これも3年以上ぶりの低水準となった。エコノミストは、コア指標は全体のCPIよりも潜在的なインフレをよりよく反映していると考えている。ガソリン価格の下落に引きずられ、全体のCPI指標は前月から0.1％、前年同期からは3％低下し、新型コロナウイルス流行の発生以来初の下落となった。 (ジンシ)