深センTechFlowニュース、金石データによると、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が半年に一度の金融政策報告書を議会に提出する予定。ブラウン・ブラザーズ・ハリマン総裁は、パウエル氏がFRBが金融緩和に踏み切るまで忍耐強く求め続けるとの見通しを示した。同氏は先週、最新の統計はわれわれがディスインフレ軌道に戻っていることを確かに示唆していると指摘し、「好調な経済と雇用市場により利下げを開始する前に忍耐強くなることができる」と強調した。

アナリストらは、米経済は減速しているものの、依然として好調であるため、米連邦準備理事会(FRB)は慎重な姿勢を維持し、7月下旬のFOMCでは据え置きにとどまるとみている。市場ではそれまでの利下げ確率は10%未満、9月の利下げ確率は非農業部門雇用者数発表前とほぼ同じ80%程度と予想されている。