リップルのCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は、SECのゲイリー・ゲンスラー委員長が仮想通貨企業の幹部らの非遵守について最近行ったコメントを「まったくのナンセンス」と批判した。ゲンスラー氏はブルームバーグのインタビューで、仮想通貨業界における非遵守率の高さを強調し、それが米国の投資家に多大な損害を与えていると示唆した。ガーリングハウス氏はこれに反論し、ゲンスラー氏の仮想通貨規制への取り組みはバイデン大統領に次の選挙で損害を与える可能性があると述べた。同氏はゲンスラー氏がバイナンスとの数十億ドルの和解の発表に欠席したことや、FTXの詐欺計画を見抜けなかったことを同氏の無能さの証拠として指摘した。ガーリングハウス氏のコメントは億万長者の起業家マーク・キューバンのコメントと同調している。同氏は以前、ゲンスラー氏の仮想通貨に対する姿勢が米国の若い仮想通貨保有者を遠ざけ、選挙結果に影響を与える可能性があると示唆していた。