メッセージングサービス「テレグラム」の創設者兼CEOが、自身のプラットフォームがマネーロンダリングや麻薬密売などの犯罪に利用されているとして逮捕状が出され、パリの空港で拘束されたと、フランスのメディアが日曜日に報じた。
メッセージングアプリ「テレグラム」の創設者兼CEOであるパベル・デュロフ氏は、自身のプラットフォームが麻薬密売や児童性的虐待画像の配布などの違法行為に利用されているとの疑いで、週末パリで逮捕された。
ロシア生まれのデュロフ氏は幼少期の大半をイタリアで過ごし、フランス、ロシア、カリブ海の島国セントクリストファー・ネイビス、アラブ首長国連邦の国籍を持つ。同氏は土曜日、アゼルバイジャンから到着後、フランスのパリ・ル・ブルジェ空港で拘束された。
テレグラムはプラットフォームに投稿した声明で、同社はEU法を遵守しており、コンテンツモデレーションは「業界標準の範囲内で、常に改善している」と述べた。同社は、デュロフ氏は「何も隠すことはなく、ヨーロッパを頻繁に旅行している」と付け加えた。
デュロフ氏の逮捕の中心となったアプリ、テレグラムの詳細は以下のとおり。
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